観光バスに乗り込んで、
インカの聖なる谷ツアーへ出発。
英語を話す現地ガイドさんが案内する、外国人との混載ツアーで、日本人は私たち二人だけでした。
クスコのアルマス広場を出発したバスはクスコの街を見下ろす山をくねくねと曲がりながら登り、その後は山の中の道を進みました。
そんな中にも家があったり、犬が走ってたり。
進むにつれて家もなくなり、羊や牛の放牧が見られるようになりました。
あ、牛だ。馬だ。羊だ。豚だ。などといろんな動物が登場するから面白い。
で、横を見てみると・・・
エ━━(;;゜д゜)━━ッ
いっちゃん寝てるがな。
早くもお腹を壊してしまったいっちゃん、具合悪そーー。(;´Д`)
もういいや、寝かしとけ。
ある地域に入ると、道沿いにアンデスの民族衣装を着た人々がいるところがあります。
観光の人は必ずここで寄り道をすることになってるみたいです。
彼らはお手製のお土産物を広げ、アルパカを連れ、子供を連れてるのがポイント。
こんな風に観光客が写真を撮ったら1ソル(約40円)を渡すのがこちらではお約束なんです。
だからアルパカや民族衣装を着た子供がいた方が写真を撮られやすいという訳なんですねぇ。
アルパカ君もいいモデルになってくれます。
これ、たぶんアルパカです。リャマとアルパカの区別がつかなくて・・・。
でもガイドさんがアルパカって言ってたと思う。だからたぶんアルパカ。(笑)
これがインカの聖なる谷。
写真ではなかなか伝わりにくいけれど、両側は切り立った山で、渓谷に流れる川との高低差が半端なく大きいんです。
そしてこの渓谷にはインカ時代の遺跡が複数あり、川沿いはクスコよりも標高が低いんです。
10:20 ピサックの市場に到着。(標高2,960m)
アンデスの民族衣装の柄など、色とりどりのお土産物のお店がずらーーーっと並ぶとっても大きな市場でした。
セーターやマフラー、手袋、帽子などの毛製品がとっても豊富。
私でも簡単に値切れるから楽しかった~。
手袋 約240円
マフラー2枚 約1200円
をお買い上げ♪
日本人と見るとかなりふっかけてくる人もいるみたいなので要注意。(・∀・)
「100%アルパカ」などと言ってきますが、ほとんどはウソです。(笑)
それに手作り製品なので手触りや編み方等は自分の目でしっかり確認が必要れす。
ま、自分が気に入ったモノを買うのが一番♪
ピサックの市場で値段交渉の最中、いっちゃんが貧血で真っ青になり、ベンチに座って休憩。
ありゃ~、これは相当具合悪いですな。
1時間ほどでピサック市場を後にし、再びバスへ乗り込み、いっちゃんはまた睡眠。
12:30 ウルバンバのビュッフェレストランで昼食。
サラダを大盛り食べました。
カレーとコーンスープも美味しかったかな。
レストランのお庭にも民族衣装を着てお土産ものを広げる親子がいました。
その子供がとにかく純粋でかわいかった!
食事後に外の席で休んでいた私のところに寄ってきて、何をするでもなく近くで葉っぱを拾ったりして遊んでました。
話しかけても英語もスペイン語もわからない様子。
とってもかわいかったので写真を撮って、カメラの再生画面で撮った写真を見せてあげると興味津々。
何だこれ~?って感じでカメラのボタンをいろいろ押してみたり。かわいかったぁ。
14:00 オリャンタイタンボ着。(標高2,800m)
インカ帝国時代の宿場とも要塞跡とも言われている遺跡です。
ガイドさんは階段をどんどん上がって説明を続けますが、昨日ペルーに到着し、寝ずにいきなり標高三千メートル以上のクスコに降り立った私たちには、かなりキツイ。
階段を一段上がるごとに息が切れ、心臓バクバク。
途中で休むと立ちくらむ。
しかも英語が早すぎてぜんっぜん理解できねー (。´・ε・`。)プー
後で違うガイドさんに聞いた話では、オリャンタイタンボは全体でリャマの形になってる遺跡なんだそうです。
見せてもらった写真の方がよくわかり、へぇ~っと納得。(笑)
山の中にこんな遺跡があるなんて、本当にインカ帝国って興味深いですよね。
16:00 ウルバンバのホテルへ。(標高2,863m)
同じツアーのお客さんはほとんどの人がクスコへ戻るようでしたが、私たちは高山病対策のために標高の低いウルバンバのホテルにしました。
聖なる谷ツアーって2か所しか行かないのね~。
本当はマラスの塩田とか、モライの遺跡なんかも見たかったのになぁ。
とちょっと残念だったけど、今日の私たちには体力的にこれくらいが限界だったかも。